明ける
2016 明けましておめでとうございます。
野洲市三上
明けましておめでとうございます。
新年は例によって野洲市三上の農地から。薄く霜が降りた畑を前景として三上山が立つ。雄山と雌山の鞍部から朝日が昇る。30分ほど前には茜色の雲が広がっていたが、いつしかそれも消えて、いまは山頂近くにわずかな雲が遊ぶだけ。
冬至の前後のこの時期、夜が明けても太陽が昇らない。遠くのビルなどはすでに朝の光で輝いているのに、ここだけはまだ三上山の影の中にある。太陽が顔を出す直前、ふと後ろを見るとこんな風景が。カメラの場所はまだ大きな山の陰、新幹線のトンネルの部分が鞍部に当たり日が照りだしている。トンネルはたまたまそこにあっただけで全く意味はない。
トシをとるとつい昔話がしたくなる。1976年12月、三上山を撮るぞとマミヤRB67を買って帰った翌日、うまい具合に雪が降った。そのときの写真である。40年たったけれども進歩したのはカメラだけ。写真も人間もちっとも成長していない。
写真ステージ 「近江富士」
三上山撮影のついでに・・・
■近江非名所全集
■滋賀を歩けば


明けましておめでとうございます。
新年は例によって野洲市三上の農地から。薄く霜が降りた畑を前景として三上山が立つ。雄山と雌山の鞍部から朝日が昇る。30分ほど前には茜色の雲が広がっていたが、いつしかそれも消えて、いまは山頂近くにわずかな雲が遊ぶだけ。
冬至の前後のこの時期、夜が明けても太陽が昇らない。遠くのビルなどはすでに朝の光で輝いているのに、ここだけはまだ三上山の影の中にある。太陽が顔を出す直前、ふと後ろを見るとこんな風景が。カメラの場所はまだ大きな山の陰、新幹線のトンネルの部分が鞍部に当たり日が照りだしている。トンネルはたまたまそこにあっただけで全く意味はない。
トシをとるとつい昔話がしたくなる。1976年12月、三上山を撮るぞとマミヤRB67を買って帰った翌日、うまい具合に雪が降った。そのときの写真である。40年たったけれども進歩したのはカメラだけ。写真も人間もちっとも成長していない。
写真ステージ 「近江富士」
■近江非名所全集
■滋賀を歩けば

