方位36度線・12

昨日の東近江市阿弥陀堂で36度線(厳密に言えば34度線ぐらいだけど)は愛知川にぶつかる。ご多聞にもれずこの川も天井川である。県道194号・葉枝見橋が通行止めだったけれど、他のルートで愛知川を越える。36度線はさらに北東へ伸びる。そしてぶつかるのが彦根市の荒神山である。その麓の彦根市稲里町あたりから見た三上山。愛知川の堤防が邪魔をして前山の田中山・城山は見えない。
稲里町から山頂まで林道荒神山線が山頂まで通じている。様子を見るためにとりあえず山頂まで上ってパラグライダー用の広場でターンして戻って来た。標題写真は最初の大きなカーブを曲がって南側へ出てきたところからである。
ここへ初めて登ったのは、1990年後半だったからかれこれ20年になる。山の様子はずいぶん変わっている。初めて行ったときは、林道のそばに車が2,3台置ける広場があってそこから南側が見えた。それがこの写真・1997年9月撮影である。画面を横切る緑の線が愛知川堤防。もう1枚。こちらは望遠を使っている。愛知川の手前にぽこんと四角い森(地図によると、稲枝中学校近くの川桁神社らしい)が見える。それが今回の標題写真では左の方、木の枝と重なって見えるから、20年前に比べると撮影位置が右へ寄っているようである。それにしても愛知川の堤防は扱いにくい。
写真ステージ 「近江富士」
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