皆既月食

皆既月食遊びの続き。昨日の標題写真は何ぼ遊びでも月が大きすぎたし、皆既直前で終わっている。ということで月を小さくして皆既の表情をつないでみた。結果が今日の写真である。昨日のに比べて月の直径が約半分になっている。そこで空いた分に皆既の月を入れたという勘定。
当然ながら部分食で欠けていく途中の月は暗くなっていく。月を同じ明るさに撮るためには適当に露出を増していかなければならないが、インターバルタイマーで2分ごとにシャッターを切っている間を見て、さらに調整することは可能かどうか自信もなかったので、部分食の間は一定の露出(ISO=400,F=8.0,1/50秒)で行くことにした。部分食の最初ではオーバーになり、最後の方ではアンダーになるという値である。結果部分食の間は月の暗い面は一切写らないということになった。
皆既に入ると月は赤黒い気球が天空に浮くようなイメージで、今回の場合は上面が明るく照らされているように見えた。露出はISO=400,F=4.0, 2秒。部分食の間にこの値ぐらいまで露出を順次増していけばこの不連続感はなかったわけだが、今回の場合はそれはできていない。皆既の1つ目と2つ目の間が狭い。テストのため手動で切ったデータが迷い込んだらしい。プロパティの撮影時刻が「秒」まで記録されると判断できるのだが。私のカメラの場合は、「分」までしか表示されない。
写真ステージ 「近江富士」
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番外編 山陰海岸

