晩秋・6

同じ場所。畑の横にちょっとした空き地があり、何本か木が生えている間に石灯籠や大きな石が雑然と置かれている。と書くとひょっとして庭園かも知れないと考えられる節もあるが、それにしては雑然としすぎ。そこのところがもう一つはっきりしない。あまり深くも考えないで撮ってきたが、飛び出た石と三上山が上下同じ形に収まってしまった。
こういう重なりは撮ってるときはほとんど気がつかず、帰ってからパソコンの画面で見てはじめて気がつくことになる。で改めて撮り直しに行くと、今度は妙なぎこちない絵になってしい、力不足を改めて認識することになる。石はともかく、灯籠は意識しないはずはないのに、ヘンな位置に収まっている。まともなところへ置けばバックの木が邪魔をしたのだろう。と、まあ言い訳だらけの写真、他に持ち合わせがなかった。お許しを。
写真ステージ 「近江富士」
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