番外編:紅葉紀行2014・5

富士山を見て後ろを向いたら一面ススキの向こうに槍・穂高である、なんとまあ贅沢な。向こうの山とこちらの山との間がもやでかすむ。これが明日の朝、有名な松本平・安曇野の雲海になるのだろう。
山が何層かに重なっているが、いちばん奥、左の高い山が奥穂高。その右、ちょっと低い涸沢岳。そして北穂高。そこから大キレットの切れ込みが売りなのだが、惜しいかな手前の稜線がそれをふさいでいる。槍穂高をアップすると、右の鉄塔の上がそれにあたる。ふさいでいるのが大滝・蝶・常念の稜線。当然その稜線に立てば・・・、見えるはずなんだが、今度は雲が邪魔をする。くやしいからもう1枚。これが50年前の大キレット。
イヤイヤごめんなさい、ついついおじいの昔話になりました。よかったですよ、今の風景も。かすみの上を夕方の光線が横に走ってね。そうそう常念の右のちょっと高い山が燕岳(つばくろ岳)かな。よくわからんけど。
写真ステージ 「近江富士」
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