二重ピーク

今回の二夜連続(2日朝、3日朝)の雪はなかなか解けなかった。6日は朝から雨、それでもまだ道路のふちや田んぼなどにはかなりの量が残っている。そして午後3時ごろ、朝からの雨が止んだ。田んぼからは湯気が立ち上り、三上山には霧がかかる。
雲が厚くなかなか頂上が現れてくれなかったが、そのうちに雲が動き出し、ときどき姿を見せるようになってきた。よーしこれだ。何枚か撮っている間に・・・、おや?、頂上の右下にもう1つよく似たピークが見える。何だこれは。今までこんなの見たことないぞ。もし見えていたのだとしたら切腹モノやな。
このアングルの写真ならゴマンとある。カチャカチャカチャと適当に引っ張り出した写真にしっかり写っていた。分かりにくい方は拡大版をどうぞ。それでも分からんとおっしゃる方は線付版をどうぞ。
ということで、今までにも見えていたことは確かになった。だとすると最初の記録はいつかと調べてみた。あった。何のことはない。いちばん古い写真だった。1977年2月。本格的に三上山を撮りだしたのが1976年11月だから、始めて3か月。以来40年近く、何を見てきたのかと思う。見えなかったのではない。見ていなかっただけだった。それとも忘れたのか・・・。いずれにしてもセップクは間違いなし。日乗はしばらく休みます。
写真ステージ 「近江富士」
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