踏切を渡って

踏切を渡って国道側へ出た。架線用の支柱がなくなるから視界は抜群に良くなる。思っても見ない風景だった。ボウル滋賀のピンが見える。その右の松の木も、国道を走っていて見た記憶はあるがどこだったか。右の方に楯を伏せたような大きな屋根が見えるが、甲西高校の体育館しか思い当たらない。三上山の手前、左から下ってくるのが菩提寺山の裾。バックの雪の山は比良山系蓬莱山。
楽しくなってそこら周辺を歩いてみた。カメラの後ろは大砂川(天井川)の堤防である。と、その登り口が見つかった。以前(2011年1月)、三雲城址を探しに行って、この大砂川の三雲側(今いる場所の反対側)へ回り込んだ。道が分からなかったけど、無理をして斜面を登った。うっかりして引っ付き虫に触れたらしく、ズボン全体にくっつかれてひどい目にあった。そうかこちが側から回ればよかったのか。
その時の写真をもう1枚。大砂川をくぐる草津線トンネルを三雲側から見たところ。その時はまだ線路をまたぐ由良谷川の遺構が残っていた。トンネル部を拡大するとそれが見える。
写真ステージ 「近江富士」
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