十五夜

昨夜、甲子園の阪神・巨人戦を見ようかとTVをつけた。3回裏、6対0で巨人のリード。アホか。こんな試合まともに見られるか。7時半からNHKFMで音楽番組がある。きょうは何をやるのかなと、新聞をとりに行こうとして外を見た。おお、満月や。しまった、ちょっと遅かったな。朝刊に載っている暦欄の月の様子は毎朝見ているが、その時だけですぐに忘れてしまう。こんなのなら、事前にしかるべきところへ行って・・・・と後悔しても後の祭り。しゃーない。ここから撮っとこか。後で調べたらISO1600、F5.6,1/20秒だった。
まあ、写真もズボラになった。あとでデータを調べれば済むのだから。昔だったら、これを頭の中で考えて、それでうまくいったかどうかは現像するまでわからない。初期のコダクロームなどはハワイまで送る。船便だと返って来るまで1か月ほどかかった。データなどおぼえておれるはずがなかった。
車のライトの光芒(標題写真の月にもわずかに見える)は、網戸のネットによるもの。ガラス戸はオープン。車のライトの水平方向への線が2本に分かれている。この事情が分からない。撮影時のネットの面とカメラの光軸が約45度傾いていた(普通のフィルター面と光軸との角度は90度)ことによるのかとも思うが、よくはわからない。いずれにしても普通のクロスフィルターよりは面白い。
写真ステージ 「近江富士」
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