杉の木越し

東光寺の急坂を下る。平尾集落の手前を右に折れると農業用水池がある。確か周りには遊歩道が作られていたはず。もう1枚。道の標高も高く、そこから池を前景に絵を作りたかったがいつの間にか時間がなくなっていた。
ということで、集落の一番端の家の蔵を前景に、何本か植わっている杉の木の間に山を入れる。このように横に長い山並みを、タテに刻むと風景がちまちまとしてしまうが、全体の風景が日本的になってしまうから不思議である。左のフレームに見える山は菩提寺山。その奥の遠い山は音羽山である。
写真ステージ 「近江富士」
■近江非名所全集
■滋賀を歩けば

