さざなみの

国道161号を雄琴・坂本と南下し唐崎神社の少し手前で、左側の脇道へ入る。その道をそのまま進むと神社の近くでくっと右へ折れて、また国道へ戻ってくるから、ひょっとしたらこれが旧道で、いまの国道はそれを滑らかにつないだのかもしれない。と、話が行きすぎてしまった。元へ戻して、脇道へそれたところ、左側に公営の無料駐車場がある。いつ行っても空いているから気楽に使わせてもらっている。撮影場所はその駐車場の琵琶湖側の公園、GoogleMapによると「県営都市公園湖岸緑地唐崎苑」とある。何度か行ったのだが、ここから直接三上山が見えたかどうかはっきりした記憶がない。
もう少しヨシが少なかったらと思うが、冬ならばその心配はないのかもしれない。横たわっている角柱は座るものなのか、それともその上に立ち上がって琵琶湖を見る台なのか。台なら分からなくもないが、もし皆さん、これに腰を下ろすとしたら、どちら向けに座ります?。
左の方に句碑が見える。柿本人麻呂の歌だが、残念ながらほとんど読めない。横にそれを解釈したプレートがある。韓国語、中国語、英語にも訳されている。もちろん三カ国語とも読めない。日本語、それも現代語に訳されたものだけがかろうじて読める。何とも情けない。
写真ステージ 「近江富士」
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