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「近江富士」

■近江富士、四季の風景

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Posted by 滋賀咲くブログ at

2016年09月30日

また来ます

写真拡大大津市唐崎1丁目
 昨日も見てもらった通り、きょうの写真にも見えるが敷地の湖側は芝生がきれいに手入れされている。その上をのこのこ歩くわけにはいかない。無断侵入して大きなことが言えた義理ではないが、撮影ポイントは限定される。しだれ桜の棚横からもう1枚。来年春きれいに咲いたころまた無断で寄せていただきますからよろしく。

 と失礼を侘びてさらに北へ。大塚製薬藤井記念研究所の敷地のはずれのところへきた。?、何やこれは。こんな地蔵さん見たことないぞ。まあとりあえず見ていただきましょうか。しゃれたショーウインドウの中に鎮座する地蔵さん・・・に見えますかね。ガラスに写っている車は161号を往き来するもの。しかしウインドウに取っ手がついていますかな。そこで初めて気がついた。これは全景を撮っておかなければ。ちゃんと名前がついて「藤川地蔵」。横に木が生えていて、「この恵み多き神木を切るな」。神木か何か知らないけれど、こんな立派な祠に鎮座している地蔵さんなど、いままでに見たことないぞ。

 察するにこれは、藤川球児の全盛時代、ど真ん中でも空振りがとれたという彼のまっすぐ。とにかく1点あれば大丈夫だったという伝説。その恵み多き右腕を賛美した地蔵さんじゃないか。しかしそれは過去の栄光。その藤川が怪しい今こそ・・・。来年のキャンプインの日には黄と黒の旗を持ってまた来ます。
     
   写真ステージ 「近江富士」

 
三上山撮影のついでに・・・

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Posted by 八田正文 at 07:23 │Comments( 0 ) │ 山・写真

2016年09月29日

袖触れ合うも

写真拡大大津市唐崎1丁目
 唐崎園地から国道161号ぞいに坂本に向かって歩く。広いゲートがあってそこから三上山が見えた。工場ではないらしい。何か研究所のように見える。門柱を見ると「大塚食品琵琶湖研究所」とあった。ゲートは数mの広さがあって、反対側にもプレートが見える。どうせ歩くついでだからとそちらを見に行った。?、今度は「大塚製薬藤井記念研究所」とある。「大塚」は一緒だけどあとが違う。食品と製薬。両者何か関係があるのだろう。研究所は2つ。入り口は1つということらしい。

 大塚製薬といえば、以前、社内報に写真を使ってもらったことがある。袖振れ合うも多生の縁、全く縁がないわけでもない。無断で湖岸の庭園まで入れてもらって撮ったのが標題写真。その間、目にした人影は玄関付近で清掃をしていた作業員の女性2人だけだった。
     
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Posted by 八田正文 at 09:45 │Comments( 0 ) │ 山・写真

2016年09月28日

六地蔵集落遠望

写真拡大大津市本堅田2丁目
 名神栗東ICの少し東。高速道路のすぐ下を小さな川が流れる。画面右上が名神である。流れそのものは見えないが、向こうの橋で川だということが分かる。堤防上の道路はIC寄りの県道55号をくぐるあたりでは舗装されているが、いつのまにか地道になってしまっている。初めて来た場所なので川の名前はわからなかったが、地図で調べてみると葉山川(湖岸道路沿いの平湖の南で琵琶湖に注ぐ)の上流だった。そういえば近くに葉山東小学校の校舎も見える。

 標題写真は、地道になって少し行ったあたりから見たところ。奥に見える集落が六地蔵。そこを旧東海道が通る。草津線などを撮っていた農地はこの集落のさらに向こうである。同じ場所から右を見るとに日向山(にっこうやま・右)と菩提寺山(左)が重なって見える。実際の高さでは菩提寺山のほうが高いのだが、近くにある日向山が大きくみえる。そしてそれが三上山とよく似ているのも面白い。
     
   写真ステージ 「近江富士」

 
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Posted by 八田正文 at 09:18 │Comments( 0 ) │ 山・写真

2016年09月27日

堅田漁港

写真拡大大津市本堅田2丁目
 堅田漁港内から市街地に向けて運河風の水路が入り込んでいる。地図で見るとその先はしっかりした道路につながって水路は消える。ちょうどその道路の下を暗渠が伸び、その先の内湖につながっていると考えるとつじつまが合う。実際にそうなっているかどうか目で確かめたわけではない。標題写真は港内に建つ堅田漁業会館近くの橋の上からの眺めである。両岸に泊まる漁船が遠近感を感じさす。


 余談:けさ京都新聞に掲載された写真を見て驚いた。あれ、ここで浪花節を聞いたぞ。新聞の写真はもう少し広く写っており、”京都市伏見区舞台町38番地は公園になっていた。放課後なのだろう。ブランコで遊ぶ小学生たちの表情は明るい。わずか70年ほど前、戦争孤児らの一時保護所「伏見寮」があったことを示す痕跡は見当たらなかった。”との書き出しで、当時の寮での生活の実態が述べられている。写真には「伏見寮全景」とペンで書き込まれ、川崎泰市さん提供とある。

 そこでなぜ浪花節なのか。あれはいつごろだったか。小学校へ入る前、私の入学が昭和15年だから、いわゆる太平洋戦争前、親父が務めていた会社の家族慰労会、その会場がこの建物だった。木造家屋ばかりの伏見の街で、中心地から離れた場所にに建つ真新しいしゃれた建物は目を引いた。小学校前の子供に浪花節が分かるはずはない。ひとうなりした後、普通の言葉でしゃべるセリフのところ、そこへくるとほっとした。

 戦後、その建物が戦争孤児の寮になったとは聞いたが、そこへ行くことはなかった。新聞の写真は77年ぶりのその建物との再会だった、当時の正式名称も何も知らないまま、しゃれた建物の姿だけが記憶に残っていたことになる。それ以来、ナマの浪花節は聞いたことはない。
     
   写真ステージ 「近江富士」

 
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Posted by 八田正文 at 08:57 │Comments( 0 ) │ 山・写真

2016年09月26日

堅田漁港

写真拡大大津市本堅田2丁目
 堅田漁港である。浮見堂から北へ650mほどのところ。どこの漁港でもそうだが、防波堤が目の前を横切り苦しい絵になる。何かを置いて横切る線をどこかで中断させたい。大きな船が止まっているといいのだが。といろいろ考えてみたが、結局これ以上は無理だった。

 防波堤で視界がふさがれることはわかり切っているので、どうしても足が遠のく。以前来たのはいつだったか。それも思いだせないが、いちばん最初に来たときのことはおぼろげながら思いだす。何でも貝殻が私の身長より少し低いぐらいの小山に積み上げられていた。その山がいくつあったか。遠い30数年前の記憶である。その山はいまはない。
     
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Posted by 八田正文 at 07:42 │Comments( 0 ) │ 山・写真

2016年09月25日

北国街道

写真拡大大津市本堅田2丁目
 二人のおじさんが1本の道標を前にして「これなんて読むのやろうね」と悩んでいる。「す」の字が読めないというのではない。場所は堅田港のすぐそば。見ている道標の全体像はかくの如し。「すぐXXXX」。すぐといっても目の前は琵琶湖である。桟橋がのびて「堅田港」との標識も見える。どう考えても琵琶湖なんだけどなー。そこから船に乗って対岸の地名じゃないか。一番下は「屋」らしいから、何か料理屋さんの案内と違うか。

 といろいろ考えてみるが結論は出ない。そこでふと気がついた。たしか御代参街道でこの字をよく見たぞ。土山宿に立っていた道標。右の一行は「北国たが街道」と読むはずだった。「XXXX]の一文字目は「小」に見えるけど「北」らしい。何でこれが北なんやろうね。

 結局、XXXXの3文字目だけが、分かるようなわからないような。最後は家へ帰って、京都新聞社刊、『近江の道標』を引っ張り出して、「すぐ北国街道」と確認。今の我われには湖西路という感覚が強いが、当時は北国街道と呼んでいたんだ。それにしても、船から上がった人に北国街道を知らせるのだとしたらこの道標は完全に反対向き。何ぼなんでもこの立て方はおかしいよ。

 ついでにもう1枚。「すぐ北国街道」の裏面。「左かたたXXXし」までは読める。結論、「左かたた舟わたし」だとさ。いやー、読めんね。
     
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Posted by 八田正文 at 07:54 │Comments( 0 ) │ 山・写真

2016年09月24日

謎ばかり

写真拡大野洲市三上
 野洲川河川公園である。国道8号と琵琶湖線との間との右岸(野洲市側)、特に新幹線までの間がメインになる。陸上競技のトラックと、野球用グランドが2面並ぶ。対岸が栗東市の野洲川運動公園だが、三上山を撮ることを考えると、対岸(左岸)からの方が撮りやすい。ここは野球場とトラックとの間に外側から河川敷川へ流れ込んでくる小さな川のそばである。

 堤防で外側の工場などを隠している。左側は水門の操作用の機械棟。川は堤防の下をくぐって流れ込んでくる。手前の橋はトラックと野球場間の通路。隠しきれない工場の屋根が見える。とまあ、こういところであるが、この川は何者か。今まで何度もここへきているが、あまり深く考えたことはなかった。地図で見ると国道8号の下流側から突然現れてくる。そこにも中国塗料などの工場があるのだが、そこから突然川が現れる。今のところ謎ばかりである。
     
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Posted by 八田正文 at 08:17 │Comments( 0 ) │ 山・写真

2016年09月23日

昔の話

写真拡大野洲市三上
 国道8号御上神社前交差点から350mほどのところ。画面が暗くてわかりにくいが目の前が神社の森。その上から三上山が見えるという構図である。県道504号から三上集落へつながる道が稲妻状に折れている。1978年夏、その素朴な砂利道をローアングルで狙おうと腰をかがめてカメラをセットし、シャッタを切るばかりになったときに、イネの向こうからおばちゃんが乳母車を押して現れた。大概こういう場合は逃げられてしまうのだが、このときは一言でいえば出合頭。向こうも私の存在に気がついていなかったはず。知らぬ顔で「すみません、お邪魔します」と頭を下げながらレリースを押した。それがこの写真である。

 小さい遠景の人物はともかく、はっきりそれとわかる人物が入った画面は私の写真集の中でもこれ1枚である。なぜ人物が入っていないのかとよく質問されたが、でかい6×7判に三脚という構造上、カメラをセットした時点で、かりに格好の人物がいたとしてもシャッター以前に逃げられてしまうのである。遠い昔の話である。
     
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Posted by 八田正文 at 08:07 │Comments( 0 ) │ 山・写真
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1976年以来、30年にわたって近江富士・三上山の写真を撮り続けてきました。その三上山の姿を新旧とりまぜて・・・。
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