黄葉影絵

花緑公園森林センターの中庭。大きな木の片方だけが落葉していた。ときどき見る現象だ。右側から強い風が吹いたのだろう。三上山は画面左側にある。とりあえず三上山を入れてみよう。右へ移動した。木全体を三上山の中に入れた。幹が見えるから手前には葉がついていないことはわかるが、説明しなければ分からないし、これでは普通の写真だ。葉の少ないところだけ外へ出してみようか。さっきよりは面白いけど、何となく物足りない。
紅葉の後ろへシルエットを置くと、紅葉の影絵ができますよ。何度か教室で言ったことがある。よしあの手やな。前へ進んで木の中へ三上山全体を入れた(標題写真)。左上の空の部分の葉っぱを消してやろうと、いろいろ露出を変えたが無理だった。太陽を近づけたらどうだろうと時間を変えて行ってみたが、駄目だった。太陽の位置が合っていないが、かりにそれが合ったとしてもダメだろう。また次の機会に。
写真ステージ 「近江富士」
■近江非名所全集
■滋賀を歩けば


くたびれ損

寒い。きのう(20日)、朝10時ごろ所用で外出。中山道・野洲川大橋から、比良の冠雪を見る。空一面暗い雲に覆われ、雪だけが白かった。用事をすませ甲西橋へ急いだ。甲西高校に近く、甲西大橋の1つ上流の橋である。その昔、赤外線フィルムで撮ったような、山も空も暗く沈み、雪だけが浮き上がるのをイメージしたが、残念、空は白く当り前の曇り空に変わっていた。
そのあと、かたき討ちにと比良だけを狙いに稲荷大橋へ行ってみたが同じこと。こちらの方がちょっとは暗かったか。走り回って一銭のトクにもならず。
写真ステージ 「近江富士」
■近江非名所全集
■滋賀を歩けば


只今反省中

花緑公園コイの池のふちに立っているメタセコイヤ。私はどうも神社仏閣の絵の中にはまったような紅葉は苦手である。こういう単純なヤツに心が魅かれる。ただこの場所が三上山に近く山が寝てしまう。そんなことで一歩でも遠く、ちょっとでも高くと、これも道を渡った歩道のそれも後ろの斜面に片足をかけて撮ったものである。
なのだが、いまこうしてPCの画面で拡大してみて、しまったッと後悔をしている。というのは、画面左端にふるさと館の屋根がチラッと見えている。もうちょっと左へ寄ってこれをしかり見せたほうがよかったのではないか、ということである。この建物は、六角だったか八角だったか、光を受けて反射するとき、屋根の形が結構生きてくる。これを入れない手はなかったな。つい山の高さだけにこだわって、レンズをちょっとでも長くと、いつもの癖で簡単に切り取ってしまった。まだまだだめだ、只今反省中。
写真ステージ 「近江富士」
■近江非名所全集
■滋賀を歩けば


タヌキ出現

ドライブレコーダーを改造して、長時間自動カメラを作った。きょうはそのテスト。希望が丘の芝生ランドから家棟川を越えたところ。普段はめったに人は来ない。小さいものだから枯草で隠せる。真昼間だからそんな大物が来るはずはないが、以前、ひょこりとウサギに出くわしたことがある。それも万に一つ。鳥ぐらいなら写るかもしれない。ボーとしていても仕方ないから、芝生ランドの駅伝大会で時間つぶし。大会が終わって、こんなもので写るはずはないと見直して驚いた。ナント・・・。
ここまで読んでくださった方はよほどのおヒトよし。いまの物騒な世の中で、こんなアホな話を信じる人がいるはずはないが。希望が丘ではコンパネを切り抜いて、いろいろな動物のシルエットを作っている。東ゲートの方で”むどらしか”さんが撮っている木の広場に置いているようだが、こちらにもあったというわけ。作者の名前は忘れたが、なんでも米原近辺の人で、近江鉄道の電車にこのシルエットで演出されたこともある。もうちょっと見ていただきましょうか。河辺を散歩するタヌキ。このタヌキを狙うサルもいる。
写真ステージ 「近江富士」
■近江非名所全集
■滋賀を歩けば


駅伝大会

きのう(17日)の午後、久しぶりの希望が丘。駐車場が馬鹿に込んでいるなと思ったら、芝生ランドで何か行事をやっていた。例のクロスカントリーかなと思ったが、あれは確か12月だ。今年から日が変わったのかな。でもスケールがちょっと物足りない。
中学生らしい女子選手が走ってきた。放送があって「滋賀県中学生駅伝大会」だという。○○中学校と○○中学校は来月行われる全国大会に出場しますとのこと。早い話が予選会らしい。けさの新聞に結果が載るのかと思っていたら、なにも載っていなかった。せっかく走ったのにね。
写真ステージ 「近江富士」
■近江非名所全集
■滋賀を歩けば


田んぼアート

草津市志那町、平湖近くの農地である。刈入れが終わっているのは当然のことだけど、その中で1列だけ刈り残してある。もっとも私が勝手にそう思っているだけで、刈り残したのではなく、刈り残ってしまったかもしれないが。いずれにしても不思議なのは、1列全部が残っているのではなく数本おきに残っていることである。それも不規則なリズムを刻むように。これも一つの田んぼアートだ。
その昔、黛敏郎が書いたという楽譜が本に載っているのを見たことがある、本の題名も、曲の名もすべて忘れてしまったが、打楽器のパートに不規則なリズムが延々と続いていたのが記憶に残っている。この時のイネの線は数10m続いていた。その線の向きと三上山の方向とで、ほんの数mしか画面に写し込むことはできなかったが、秋祭りの太鼓をこの調子でたたくのも面白いのではないかと思ったことだった。
写真ステージ 「近江富士」
■近江非名所全集
■滋賀を歩けば


法竜川

守山市内を流れる法竜川。市内中心部の市街地からいつのまにか現れて、琵琶湖大橋取付道路の洲本交差点で道路と並行するようになり、同じく洲本西交差点あたりから農地を横切って赤野井湾に流れ込む。標題写真はその国道(取付道路)と並行する区間である。見ての通りの直線的な川である。JAのカントリーエレベータのすぐ横で、右に見える倉庫もJA関係のはず。これがレンガ造りであと2つ3つ並んでいたら、北海道小樽の風景に似てくる。
流れの筋と三上山の方向がほんの少しずれている。惜しかったなーと思う。というのもこの道路も琵琶湖大橋建設用に作られたものだというし、法竜川もどう考えても人口の運河だ。どうせ造るなら、方向をピシャリト合わす遊びができなかったものか。ここを通るたびに思うのである。
写真ステージ 「近江富士」
■近江非名所全集
■滋賀を歩けば


注意力不足

湖岸道路「鮎家の郷」南側の畑の中。小さな木が4本並んでいる。何の木かわからない。いまのこの時期黒く見えるから常緑樹だろう。軽トラック一台ぐらいの道があって、撮影場所は割に簡単に確保できる。そんなことで、別に深くも考えず2,3枚適当に撮って帰った。
あれ?、と思ったのはPCで見たとき。いちばん右の木の根元がおかしい。木の部分をアップしてみた。幹の両側に細い木が2本添えられている。よく見ると4本の木のすべてが同じ状態だ。これは偶然ではなしに何らかの意図で行われたことだろう。それだけのことだけど、現場では気がつかなかった。注意力不足。
写真ステージ 「近江富士」
■近江非名所全集
■滋賀を歩けば

