悲しいワルツ

昨夜9時過ぎ、テレビをつけたらEテレの「クラシック音楽館」でシベリウスの「悲しいワルツ」をやっていた。偶然の不思議を感じた。実は左の標題写真を見ると、なぜか知らないがシベリウスを感じる。もちろん北欧とは何の関係もない。私が勝手にそう感じているだけだが。三上山の左裾に見える尖った塔(守山北高の校舎)を見てそれを感じるのかも知れない。
あれはいつのことだったか。京都市交響楽団の定期演奏会。開演前に異例のアナウンスがあって「去るX月X日、ヤン・シベリウスがなくなりました。プログラムに先立ち”悲しいワルツ”を演奏します」。これがこの曲を知った最初だった。シベリウスは1957年9月20日没だという。おそらく10月定期のことだったのだろう。京都会館の2階、舞台に向いて右側の席だった。当時23歳。若かった。
話変わって2004年3月撮影の写真。写真集『近江富士まんだら』収録。フィルム写真(6×7判)。塔に光が当たらず屋根が光っている。三上山に対する塔の大きさが微妙に違う。ひょっとしたらもう1本前(三上山に近いほう)の農道からだったのかもしれない。
写真ステージ 「近江富士」
■近江非名所全集
■滋賀を歩けば
番外編 新潟県上越市 國府別院

