野洲市街地が見える

落差工の少し下流、左岸堤防上からから見たところ。右岸の林が切れて、野洲市街地が見えている。いつの間にこのようになったのだろう。野洲川放水路が完成し、少し遅れて近江富士大橋がかけられた。その後そこから下流川田大橋までの間で、左岸堤防上から野洲市街地が見えることはなかった。
それが4,5年前、竹生の堤防林を切り開いて住宅地が開発され、川田大橋から I BM跡地に建つ京セラやオムロンの工場群が見えるようになった。そしていま川田の旧一本松あたりから野洲市街地が見えるようになった。画面中央少し右に見える2つ窓の小さい建物が、市三宅の集落から堤防へ出たところになる水門の調整小屋である。その前後の林はここ数年切れてはいた。ということは旧一本松から市街地が見えるようになってから、かなりの日にちが経っていることになるのだが。いつからこういう状態になったのか、残念ながら記憶がない。もっとも、私の記憶そのものが怪しくなってきているのも事実だが。
写真ステージ 「近江富士」
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