希望が丘

駐車場からの写真を撮った日、そのあと山上ダムへ回る予定だった。ところが行ってみると水が抜かれている。家棟川から水は流れ込んでいるのに・・・どこかから、抜けていくのだろう。ぼやいても仕方がない。現実に水はないのだから。ということで、芝生ランドを一回りして帰ってきた。その中の1枚。中央道を女性が1人、散歩中だろうか。
●プロ野球ドラフト会議。選手諸君がみなお利口さんになった。指名されたことで大感激。その昔、法政大学・田淵幸一が阪神から指名されたときのような興奮はない。
選手たちがインタービューに応えていう言葉。「・・・頑張りたいと思います」。頑張るのか、頑張らへんのか、どっちやねん。いうなら「頑張ります」と違うのか。さらにもう一つ気になるのが、「頑張りたいなと思います」。「あんな美人と結婚したいな」と同じ、単なる願望やないか。人生の出発点での決意表明に、「な」や、「思います」は不要。心に決めた彼女を前にして「愛したいなと思います」とでもいうつもりか。頼んまっせ、ほんまに。
写真ステージ 「近江富士」
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希望が丘駐車場

希望が丘西ゲートの駐車場である。広大な駐車場だから普段の日は入り口の一角がふさがっているだけで、あとはこんな状態である。頂上右下の建物は総合教育センター。このあたりは野洲市街地に比べて紅葉が早い。道路の銀杏も黄色くなっているし、画面に写っている木も、結構紅葉している。きっちり確認はしてこなかったが、多分モミジだろう。右側の木はちょっと大きすぎる気もするが。この写真を撮った位置で回れ右をしたのがこの風景。駐車場進入路の並木もすでに紅葉が始まっている。その奥の台形の山が城山・・・・。
と書いて、城山から撮った写真があったのを思い出した。とすればこの駐車場が写っているはずだ。調べてみたら2012年12月の撮影だった。もう3年も前だ。道がややこしいと聞いていたので、写真仲間の森川さんに連れていってもらった。これがそのときの写真。画面真ん中に見えるのが教育センターの建物。その手前が駐車場。
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湖南市正福寺

正福寺東交差点で甲西大橋から十二坊温泉へ向かう道路と交差する。その後、甲西北中学の校舎を右に見ながら、ほぼ同じ高さを保ちつつ広域農道をオーバークロス。大きなカーブを描きながら正福寺の農地へすべり下りるところである。前方には左に菩提寺山、右奥に三上山のコンビが並び立つ。その間菩提寺の集落まで広い農地が横たわるだけ。今のところ大きな建物が建つ気配はない。右端に立ち上がる山が天山、希望が丘芝生ランドの南に続く山である。
いま走っている1号バイパスが開通するまでは、画面の右外、十二坊の山裾を県道27号が通るだけののどかな空間だった。ただ惜しいかな当時はこの高みからの視界がなかった。両方うまくいかないものである。田植えどき、一面に張られた水面が光る。さぞやと思うのだが、田んぼによって時期が異なる。全面一度にと行かないところが苦しいところ。もうちょっと待ってみようかと毎年時期を逃している。いつまでも待てる年齢ではないのだけど。
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新岩根交差点

朝国高架橋を下りて岩根西交差点まで約1.5Km、三上山を真正面に見た一直線の道路である。ここは岩根西の一つ手前、新岩根交差点である。ここはつい1,2年前までは農道との十字路で押しボタン信号(2014年3月撮影)がついていた。何でこんなところに信号がついているのかと不思議に思える場所で、青信号が当たり前の信号だった。そこへイオンタウンがやってきた。その農道が野洲・石部方面からの進入路に変わり、右折レーン付きのれっきとした交差点に変身した。それが標題写真である。GoogleMapの航空写真モードで見るとその様子が見て取れる。
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朝国高架橋

甲賀市水口町「泉西」交差点から湖南市岩根交差点にいたる国道1号バイパスの高架橋。地上に旧国道1号から湖南市工業団地へ向かう県道13号を分ける「朝国」交差点がある。三雲の烏が岳の裾とTOTOの工場が建つ水口丘陵の間、幅400m足らずのところを野洲川、国道1号、JR草津線などが通っている、私が勝手に三雲朝国狭隘部と呼んでいるところである。
鈴鹿峠を越えて土山宿から草津宿へ向かう旧東海道も、その後の旧国道1号もこの狭隘部で野洲川を右岸から左岸へ渡っていた。その狭いところを川を渡らずにそのまま右岸を進むのが1号バイパスである。標題写真はそのバイパスを水口町から湖南市側へ越えたところである。遠くに三上山と菩提寺山とのコンビが現れる(画面右手前3分の2を占めるのが十二坊連山)。ここから湖南市正福寺までの約6Kmは真正面に三上山を望む展望道路である。不思議なのは、バイパスが片側2車線で計画されているのに、この跨道橋が片側1車線であることである。どうするつもりなのだろう。
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稲こき体験

5月から月1回のペースで開いていたJA近江富士主催の短期デジカメ教室が昨日17日で最終回を迎えた。で、昨日は美崎公園へ。ラフォーレ琵琶湖でやっていたころは、毎回のように出かけていたところだ。広い駐車場は、夏以外はいつ行ってもがらすきだったのに、昨日はたくさんクルマが止まっていた。何かあるぞ、これは。
広い場所だから多少何があっても心配はなかろうが、、、恐る恐る入ってみると”親子稲こき体験”だとか。そうこうしているうちにオープニングの説明が始まった。それにべったり張り付いているほどの暇はなし。適当に園内を回る。ラフォーレから行っていたころは園内の2,3か所から三上山が見えたが、今は木が伸びてまったくだダメ。外へ出て近くの農地から撮ったのが標題写真。
そのあとイベント現場へ行ってみると稲こき最高調。といっても若いお母ちゃん方は、学級参観みたいなものだけど。終わってワラを掛ける。頑張ったよ子供たちは。こんなに小さい女の子が藁束を持って。と、自然に目がそこへ行くが、私としてはもう1箇所を見てほしい。背が高く藁束を持った、若いお父ちゃんの頭の上に見える三上山。敷地内をくまなく見て回ったわけではないが、おそらく園内から見える唯一の場所だろう。本当ならこれを標題写真にしたかったのだけれど、お前、いつも言っていることとやっていることとが一致しないじゃないかと冷笑されそうなので・・・。
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新川

久しぶりに新川の写真である。新川は野洲市北あたりから家棟川と並行して北東へ流れ琵琶湖の近くで家棟川に合流する農業用水路である。途中、童子川と十字に交わるところでは、川の下をくぐるという離れ業を演ずる。しかし今はそれとは関係ない下流部。久しぶりに行ってみて水位が上がているように感じた。堤防が改修されたようにも思うが、一目見たところ水位が上がって明るくなった。
しかし、よく考えてみると琵琶湖まで1.5Kmほどの場所である。水はほとんど流れていない。水は流れてこそ表面の水位に差ができるが(水位の差があるから流れるともいえるが)、流れていない場合その表面は水平である。言変えたら、このあたりの川の水位は琵琶湖の水位とほぼ同じということ。季節によって多少の変動はあろうが、そうべらぼうに水位が上がったり下がったりするところではない。写真を見ると対岸から浮草が張りだしてきている。これによって堤防の傾斜が緩く感じることによるのかなとも思うがよくはわからない。
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コスモス畑

田中山に対して三上山がさらに右へ寄る。撮影場所がさらに右へ移動したことを意味している。先日の北沼沢を基準にすれば、約1Km右へ寄ったとことになる。湖岸道路が岡山への上り坂になる少し手間、「水茎の里」老人ホームの近くで、右のシルエットが岡山の裾である。
コスモス、ぼくにとっては名前が分かるわずかな花の一つである。でもなぜこの花がコスモスなのか。「cosmos」とは本来「宇宙」とか「調和」とかの意味のはず。なぜこの花が「調和」なのか。もっとも宇宙がなぜ調和なのか、それももう一つよくわからないが。この花など「調和」よりは、むしろ「混沌」といったほうがいい。この花は「コスモス」じゃない「カオス」だよと思っていた。この畑のどこにも調和はない。ただ何となく全体がきれいだというだけ。
そんなことを考えていたら、誰かが「花の中心部には星の形をしたものが集まってますよ」と教えてくれた。そうなのかと思ったが、まだそれをしげしげと見たことはない。アジサイの花のアップはよく見るが、コスモスのアップはまだ見たことがない。風で揺れるんだなー、この花は。
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