田中山が左へ

錦織寺裏へ行ってみたが、ここも大豆畑だった。不思議なことに今年の秋は頭に浮かぶところは全部大豆畑。そのまま通過して、比留田の入り口へ。途中やはり濃い緑が目立ったが、現場は黄金のイネ。高いところからだと色が混ざるが平地に立つと奥が見えない。
三上山の左、少しだけ平らな稜線が見えて、ぼこんとふくれた山が見える。これが田中山。近江八幡の加茂町あたりからは、ラクダのコブのように見えた山で、三上山の右に見えていた。この山は見る場所によって大きく姿を変える。今は左が尖り右が丸く見える。三上山を基準としてみると、この山が姿を変えながら左右に動く。これを見極めることによって自分がおよそ今どのあたりにいるか判断することができる。
写真ステージ 「近江富士」
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