真正面富士

さて9月。ここまで来るとあとは早い。あとはアッという間である。
安土町北腰越、東海道線トンネル上。安土城考古博物館・近江風土記の丘のほうから遊歩道が続いている。ここへ来るたびにいまの電車は静かになったなと思う。電車がいつ飛び出してくるかわからないのである。何の予告もなしにシュッと音がして時速100Km電車が飛び出して来る。電車の時刻を調べてこなかったので、絶えず緊張していなければならない。
きのうの話を蒸し返せば、ここも偶然の一致の範疇に入るのではないかと思える。ところがきっちり見ると、そんなに簡単な話ではない。撮り方がいい加減だけど、ずれがあることは確かである。運転席から見れば誤差の範囲で、真正面に見えるのではないかと思いつつまだ確かめてはいない。
写真ステージ 「近江富士」
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