柿の木補遺

2日間にわたって地蔵さんと柿の木のことを書いたが、書きながら肝心なことが抜けているのに気がついた。切り倒された柿の木の位置がはっきりしないのである。もちろん細かく見れば昨日の水門と一緒(いちばん右、大きく見える地蔵さんのさらに右)に写ってはいる。しかし、これはついでであって、しっかりした記録とは言いにくい。ということで、昨日もう一度撮りなおしに行ってきた。それが標題写真である。
と言えば格好はいいが、これでもやぱりついでだったかと反省している。どれが切株やといわれても仕方がない写り方である。もっと上から行くべきだった。とまあそういうことで、ついでのついでを見てもらって、堪忍してもらうことにする。地蔵さんの背面から。同じく右側から。同じく左上から。こんな遊びができるのも今のうち。工事が始まればすべていっぺんにどこかへ消えてしまい、人間はそこに地蔵さんがあったことすられ忘れてしまう。ましてや1本の柿の木など。
写真ステージ 「近江富士」
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