秋葉神社

国道から入って最初のところ、芭蕉会館の近くに掲示されている地図である。グランドの左上と右下に駐車場がある(北が上になっていないから東西南北が使いにくい)。最初行ったとき一般道を走ってグランドの右下の駐車場へ入った。それで話がややこしくなった。グランドの左側、古墳周辺の部分をアップする。茶臼山古墳(前方後円墳)が画面右に見える。その前方部の上に見える駐車場。ここから三上山が真正面に見える。最初にこの駐車場に気がついていたら、何の問題もなかったわけだ。しかしそこで終われば、8日に見てもらった反対側の棚田からのアングルは見つけられていなかっただろう。私は常に多少遠回りしたほうがいいと思っている。
さて標題写真はその極めつけの駐車場から見た1枚である。近くの高校生(膳所高校山岳部かな?)が、ザックを担いで歩き回るトレーニングをしていた。とにかくどこを歩いても急勾配だから値打はある。いましもそのうちの1人が階段を上がってきたところである。手すりの勾配を見てもらうと急登であることが分かる。真正面に近江大橋が見え、その左上にもう1つ橋が見える。矢橋帰帆南端である。高校生のザックの後ろにマンションが2棟。これが例の棚田から見て三上山と重なって見えたものである。こちらが右へ寄ったことを示している。高層ビルは草津市街地。広いアングルをもう1枚。
カメラの背後が古墳の前方部である。石段がついていてそこを登ると秋葉神社の祠がある。カメラはいま、古墳前方部の上に立っていることになる。付近の住宅地の名称「秋葉台」はこの神社の名に因んでのことだろう。
写真ステージ 「近江富士」
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