スズメとお遊び

昨日の写真と同じやないかといわれそうだけど。確かにその通り、右へ数m移動しただけ。柿の木があってヨシが生えている(標題写真)。その中にスズメが遊んでいたらしい。私が近寄ったため、びっくりして飛び上がり、柿の木に乗り移った。あまり近くではすぐに逃げるだろうと、道幅いっぱいバックし、レンズを伸ばした。そこへ第2集団がやってきた。国勢鳥査もマイ何羽ー制度も徹底していないから数値では表現できないが、チュン公密度が増した。そのままやつらは動こうとしない。
やっぱり写真にするには、わーと飛び上がってほしい。半押ししながら待つ。これがつらい。いい加減くたびれたとき、向こうの方から散歩のおばちゃんがやって来た。当然おばちゃんは柿の木の横を通る。スズメが逃げる。そのときがチャンスだ。
カメラを構えなおした。4秒、5秒・・・。何事も起こらない。奴らはチュンチュンとやかましいだけ。そっと横目でおばちゃんを見ると知らん顔をして引き返していくところ。それはそうだろう。私でも人様がカメラを構えているその前を横切る勇気はない。通行止めをしてるようなものだったと反省。後方を開けておこうと前へ出た。
そーーーと近づいて、絵を作りなおそうと構えなおしたその時、オイコラッ! 飛ぶならワシがOKいうてから飛べ、バカヤロー。
写真ステージ 「近江富士」
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