茶臼山公園・結

茶臼山公園、初めてだったからついつい長くなった。きょうで一旦終わりとする。国道から入って秋葉神社(近江大橋一望の駐車場)の方へ行く道。急な上り坂を挟んで芭蕉会館の反対側に芭蕉広場というのがある。先ほど小学生が遊んでいた。いまはどこかへ行って自転車が放置されている。その自転車を前景に芭蕉会館の入り口を見たところ(会館の建物は見えない)。広場の琵琶湖側の斜面に竹藪と樹木が混在している。それらのわずかな隙間から覗き見たのが標題写真である。
広場は三上山に対して左右に長く、手前の樹木によって絵が変わる。遠景はほとんど変わらないが、出来上がった絵は結構バラエティに富むところだった。もう1枚(右の山が菩提寺山)。この公園では徹頭徹尾方向感覚の狂いに悩まされたが、その中で一番驚いたのが、最初単に森の中に立っていると思っていた昭和5年建立の石標、しっかり周囲を見渡せば、そのそばから三上山が見えたことだった。まだほかにもそういう場所があるのかもしれない。
写真ステージ 「近江富士」
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