サル技

近江八幡市御所内町の田んぼの中に大きな森がある。きょうの写真の撮影場所がその森の前だというだけで、内容的には特別なつながりはない。森に前もうしろもないのだが、神社の前だからやっぱり前だ。と書いて地図を確かめたら「加茂神社」とある。いや、そんなことはない、間違いなく出雲神社だった。地図が間違っている。と、ここでやめたらどえらいことになっていた。念のためと思って拡大していったら、その横に「出雲神社」が現れた。縮小されているときは加茂神社だけ、そのあと拡大すると出雲神社が現れるわけ。念のためにと思って、紙の地図を調べたら出雲神社だけが載っていた。地図の編集の難しいところだ。
その出雲神社の前、どういうわけかわからないが高圧線が2本並行に走っている。あんまり並べるのもどうかと思って一番手前の2本を重ねた。木が多いときなど手前の木で後ろの木を消す、よくやる手だ。同じ手を使ったのだけど、これは失敗だった。鉄塔で鉄塔は消せない。余計目立つだけだ。そしてよく見たら、左の1本が鏡山の最高点と重なっていた。しょうもないサル技でした。
ついでにサル技をもう1つ。久しぶりに花緑公園へ行ったら、高圧線の下の木が伐られていた。管理のためだろう。これ幸いと、カメラを水平に保持する練習をした。100%間違いないはずだけれども、PCで見ると傾いている。修正した。ディスプレーに定規を置いて・・・間違いないはずだけれども、ボクの目にはなんとなく傾いて見える。やっぱりサル技だ。申年ではないのだが。
■きのう、三上山と菩提寺山とがよく似ていることを書いたら、守山市のメアリさんから、”飯道山の頂上から見ると、菩提寺山と三上山の外観はビックリするほどそっくりです。神業としか考えられません。”とのメールをいただいた。そうそう、それを忘れていた。あれは人間のつまらん迷いではない。ホンマ神業やね。手前の菩提寺山が見えるかな。
写真ステージ 「近江富士」
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