悠紀斎田碑

昨日の写真に比べて石碑が1本増えてだけではないかといわれそうだが、麓の家並みは全く違う。山に対して左へ100mほど移動したことになる。その間ちょっとした公園があって、それが終わったところで、畦道に石碑が建っている。碑をアップしたのが標題写真だが、時間を考えずに行ったので、陰になっていて字は読みにくい。特に上の小さい字、「昭和」の左が読みにくい。拡大してみて何とか読める。「昭和大礼」とあるのだが、「礼」の字が旧漢字(「禮」)だから若い人には読みにくいだろう。下の大きな字は「悠紀齋田地」とある。・・・・昨日、「悠紀」をうっかり「悠起」としていた。単純な間違い。訂正済み。・・・・
ずいぶん昔に行っただけで記憶が怪しいが、確かこのような碑が四隅に立っていて、それを基準にして区画が読めるはず。
写真ステージ 「近江富士」
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超近景

野洲市三上、御上神社交差点の三上山側にあるコンビニ・ローソン。その駐車場のフェンス沿いから見た三上山。山頂からの水平距離900m。超近景である。フェンスの背丈が結構あるので半分背伸びしながらカメラを構えた。下の田んぼに比べてカメラが高いのはそのせいである。その結果、カメラがあまり上を向かず絵を安定させることができた。田んぼのレベルまで下りてカメラを上へ向けると風景が寝てしまう。それを防げたのは怪我の功名。
横たわっている田んぼは悠起斎田とその周辺のもの。悠起斎田はきっちり区画が決まっていて、私はこの画面上でどれとどれかを判別する能力はない。写っているピークが三上山主峰。右手前にもう一つの山が大きく見えるが、これが雌山。遠景で見ると主峰の右に半分ぐらいの高さに見える山である。それを手前から見ているためぐっと大きく見えることになる。山麓の木々は毎年この時期には黄色く燃える。樫の木かと思うが例によって、詳しいことはわからない。恥無知。
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河床の樹木

引き返して、新幹線を越えて上流側へ出た。立派な合歓の木が立っている。全然葉がついていない。まさか枯れたのではないと思うが。基本的な知識がないから、そこのところの判断ができない。そういえば夏の花の時期にはよく来たが、新緑のこの時期は初めてかもしれない。これで正常なのかはもう少し待てばわかるだろう。
それはいいとして、対岸の真正面にでかい建物が建っている。左右の建物ではない。これは以前からあった。しかし真ん中のどてーと大きいやつがベラボーに目立つ。前からあったかなー。と、きのうと同じ要領で調べてみた。
まず、2011年2月撮影。あったらしいが河床に木が生えていてその陰になっているらしい。それを隠そうとローアングルで撮っている。続いて2013年7月。花の時期だ。河床内の木に葉がついている。建物があったのかなかったのか判定不能。なるほどこれは心配いらないと、立ったままの姿勢で撮っている。2014年7月撮影。間違いなく建っている。手前の草で隠そうとローアングルで狙っているが上半分はどうしようもないというところ。
で、結局は建物は結構前からあったらしい。しかし河床の木でカバーされていた。それが2013年から翌14年までの間に伐採されたらしい。調べてみると国道8号上流のGゴルフ場の竹藪も同じ時期に伐採されている。これは見通しがよくなってありがたかったが、こちらは(いま問題にしている建物については)しんどかった。河川管理者としては河床を野放しにするわけにはいかないだろうし。
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木の枝が

同じく守山市立入町河川公園。新幹線と在来線に挟まれたちょうど真ん中辺に大きな樹木がそのまま残されたゾーンがある。初夏の日、それが絶好の日かげをつくっている。と、ここまで書いて来て木の形がなんとなくアンバランスなのが気になりだした。左上のところに、妙な欠損部が見える。普通木の形にはこんなアンバランスはない。台風か何かで枝が折れたのだろうか。
ということで、以前撮った写真を引っ張り出してみた。2010年12月撮影。堤防の上から撮っているので、山と木が重なってわかりにくいが、欠損はないように見える。2011年3月撮影。欠損があるといえばあるが、今回ほどではない。欠損は以前からあったようなないような。いずれにしてもこの数年間に何らかの変化があったことは確かである。
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何も考えずに

守山市立入町河川公園。普段はGゴルフの専用の風景だが、日曜日の午後ともなると様子が変わる。中学3年生ぐらいの男子生徒が、バスケットボールをして遊んでいた。こんなところにコートがあったのか。それにつられて2,3枚撮ってきたものだが、そのときは何も考えずに撮っただけ。あとになってPCで見ると、なんと芸のない・・・・。山もどてーっと大きいだけだし、子供たちも何をしているのかわからない。よく教室の皆さんがいう言葉、「撮ったときはそこそこだと思っても、帰ってから改めて見なおすと…」、まさにその通り。
じゃ、どうする。山は右側に3分の2ぐらいの大きさで、子供たちはもう少し大きく左側へ、もちろんバスケットの装置も一緒に。そのためにはレンズはワイドにコートぎりぎりまで接近しなければならないだろう。見ず知らずの相手ではそれが難しい。
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遮音壁のない風景

2.3年前だったか、ある薬品会社の機関誌編集部から、三上山と新幹線に触れたエッセイを掲載したい、それに付す写真はないかとリクエストされたことがある。細かい内容は忘れてしまったが、新幹線の車内から見た三上山はよく話題になる。だからその近くで写真を撮っておれば当然両者が写った写真はあるだろうというのが一般的な見方である。
ところが実際はそうは簡単にはいかない。高架式で地上より高いところを走る新幹線から見る風景と、その電車を前景に山の写真を撮るのとは雲泥の差がある。その上に例の遮音壁。これが車両の下半分を隠してしまう。まともな写真になるはずがない。そのときも結局はここからのありきたりな風景で辛抱してもらった。この野洲川鉄橋にしても、反対側の野洲市側だと、山も電車も楽に撮れる。ところが鉄橋上にも遮音板が施されている。
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10年ひと昔

昨8日(日曜日)、晴れてはいたが黄砂がやってきたとかで見通しが効かない。あまり遠くへ行っても意味はないと、野洲川右岸国道8号上流の立入河川公園へ。新幹線鉄橋の真下から上向きのアングルで、上空は晴れ上がっていたが水平方向にはまだ黄砂の影響が残っていた。
あれは2000年代初めのころ、いまから10年以上前だ。当時使っていたCanonPowerShot(何型だったかナンバーは忘れたが)を使って同じ写真を撮った。当時のデジカメはタイムラグが大きく扱いにくかった。シャッターを押してから実際に切れるまでの時間に差があり、それが一定でないのである。動くものを撮るには当たるも八卦、何枚撮ったか忘れたが、これもだめこれもダメでいい加減イヤになった記憶がある。その後のカメラの進歩はすごい。この程度の写真なら何の苦もなく撮れるのだから。
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枯れ草

GWも終わりになって、枯草の写真撮るヤツおるか。たしかにおっしゃる通りだが、それでも曇りの日には結構絵になるし、まだ去年の草が残っているのです。ツバメでも飛んでくれたらとも思うが、無理して季節感を出しても仕方がないかな。それよりももっと自然に、右側の高い枯草にスズメが2,3羽止まっているのはどうだろう。と、口で言うのは簡単だけど、思うように鳥は来てくれない。
?、撮影場所ですか。こんな写真で撮影場所を問題にしても仕方がないのだけど・・・、雄琴川河口です。昔の細い雄琴川は河口と山がうまく組み合わさったけれど、いまはダメ。こういう場所が分からない絵になってしまいます。
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